球状化やきなまし

球状化焼なまし

炭化物を安定化させる球状化焼なまし処理

球状化焼なましとは、セメンタイト板のような炭化物粒子を安定な球状の形態へ発達させることです。

加熱温度700~800℃程度の間で長時間加熱又は加熱と冷却を繰り返し後、ゆっくりと炉内で冷却する処理です。

処理可能
連続炉
加西工場、岐阜工場
処理能力 1,000t / 月
処理目的 ①冷間加工、冷間鍛造前処理
②高炭素合金鋼、工具鋼等の焼入前処理
③鋼の最軟化
対応ロット 小ロット、大ロット

組織変化